黒亀号改め「かめLife」

バイク(BUELL XB9R)とDIYのよるガレージ製作を中心としたDIYの日記です。

 

BUELL M2サイクロンのプッシュロッド、油圧タペット

どうも皆さまこんばんは。

この前の3連休は割と天気に恵まれましたが、一転して今週末は雨ザーザーでしたね。
こういう日はガレージに籠って思う存分バイクの作業を・・・と、言いたいところなのですが、残念ながら家族サービスもあるのでそうはいきません。
そして、最近はポンポンとバイクの部品やらその他のものを買い漁ったせいで、少々金欠気味です。
M2サイクロンの作業を進めるには部品を買い集める必要があるので、この財政難では少し作業が止まってしまいそうです。


20171015_1M2サイクロンプッシュロッド

こちらは、少し前に入手したM2サイクロンのプッシュロッドと油圧タペット。

プッシュロッドはカムの力をロッカーアームに伝達する部品で、OHVエンジンならではのものですね。
もう一方の油圧タペットはラッシュアジャスターとかハイドロリックリフターとか呼ばれる部品で、プッシュロッドとロッカーアームのクリアランスを自動的に調整する部品です。


20171015_2M2サイクロンプッシュロッド

プッシュロッドは4本あるのですが、インテーク側・エキゾースト側で寸法が違うくて、短い方がインテーク側、長い方がエキゾースト側になります。
どっちがどっちかは長さを見れば分かるのですが、更に分かりやすくする為にか、インテーク側には茶色の一本線が、エキゾースト側にはピンクの3本線が入っています。親切設計!


20171015_3M2サイクロンプッシュロッド

実際に各年式のパーツリストを調べた訳ではないのですが、S&S等のアフターパーツメーカーの品番を調べると、03までのスポーツスター(エボスポ)のプッシュロッドは互換性があるっぽい。
ということは、エボスポのエンジンをまんま流用しているXL系ビューエルにも同じことが言えるってこと?

試しに、手持ちのX1のプッシュロッドとM2サイクロンのプッシュロッドを比較してみると、まぁ多分同じものっぽいですね。


20171015_4M2サイクロンプッシュロッド

ちなみに、プッシュロッドはカムの力をロッカーアームに伝達する役割のただの鉄の棒です。
内部にはオイルラインとなる穴が開いてますが、至ってシンプルな構造なのです。

純正はこのようなシンプルな構造ですが、社外品には長さの調整機能がついていたり、材質を変更した物などいろいろあるようです。
むっちゃすごいカムを入れてたり、レーシーなヘッドに交換したりとか、そういうチューンドエンジンなら、当然必要となるプッシュロッドの長さも部品の組み合わせで随分変わるんでしょうね。


20171015_5M2サイクロンプッシュロッド

さて、こちらは油圧タペット。
オイルポンプの圧力で内部にオイルを満たし、その力でプッシュロッドとロッカーアームのクリアランスを調整する部品。
オイルが入る為のちっこい穴が、クランクケース側と一致するように取り付けられています。


20171015_6M2サイクロンタペット

手持ちの'03 XB9Rのものと比較。左がM2サイクロンのものです。
細かいところはちょこちょこ違いますが、両者に互換性はあるっぽい?
こういうのは、パーツリストの番号だけでは分からないので、社外部品の品番・互換性を調べると参考になるような気がします。

早速調べて見ると、この油圧タペット、S&S等のアフターパーツの品番を見る限りは、1999年までのモデルと、2000年以降のモデルでものが違うらしいです。

この年のスポーツスターの改良と言えば、1ポッドのブレーキキャリパーが4ポッドになりました!という、BUELL乗りにとっては本当にどうでもよい情報ばかりヒットしてよくわかりませんが、油圧タペットだけではなく、カム周りも1999年までのモデルとそれ以降では品番が異なることが分かりました。
品番が違うということは、当然物が違うということですが、何がどう違うかまでは分かりません。オイル経路が変わったとかいう噂は聞くけど??なかなか詳しく調べるもの大変ですね。


20171015_7M2サイクロンタペット

多分互換性があるっぽいこの2種類の油圧タペットですが、細かい部分は少し違います。
例えば、この下のローラー取り付け部分の形状とか・・・


20171015_8M2サイクロンタペット

本体中央部の形状とか。
M2サイクロンの方の部品は、中央部分の凹部分にものすごい横傷か加工痕があるので、なんだかすっごく不安になります。
XBの方にはありません。インターネットの画像で見る限り、社外品にもこんな傷ありません。
取り付け部分の構造的に、こんな傷がこんな方向に付くことはないと思うけど・・・・新品じゃないので、いちいち不安になってしまいます。


20171015_9M2サイクロンタペット

油圧タペットの仕組みは前述の通りですが、なんだか腑に落ちない点も多々あります。

内部に油圧を掛けてプッシュロッドをロッカーアームに押し付けるようにクリアランス調整をすることは分かりますが、一方でプッシュロッド内部にオイルを送る通路もあるし、でもそれって内部の油圧が抜けないの?って思ったり、エンジンが暖まって伸びた時は速やかにクリアランスを詰めることができるのは分かるけど、反対にエンジンが冷えた時はすぐに油圧が抜けるの?抜けないでしょ?って思ったり。

いや、実際に世界中の何万という車両が正常にタペット調整されて動いてるんだから、私の疑問等見当違いなのはまず間違いないのですが、どうも仕組みをしっかり理解できていないのでモヤモヤしてしまいます。

金欠で作業も止まっているので、今度分解してみようかな・・・

BUELL XB・X1のリアブレーキマスターシリンダー比較

どうも皆さまこんばんは。
子供の運動会に参加したり、健康の為に山登りしたり、家族サービスしたりで、あっという間にブログの更新が2週間もあいてしまっておりました。

先日の3連休、日曜・月曜は気持ち良く晴れておりましたね。抜群のバイク日和でしたが、わたくしはというと、残念なことに家族とイオンにお買い物に行ったりなどで、とてもバイクには乗れず・・・。多くのツーリングライダーとすれ違いましたが、とっても気持ち良さそうでしたねー。

ここ数年はなかなかバイクに時間を費やすことができていませんが、長い人生、そういう時期もあるでしょう。家族からバイクを反対されていない現状を幸運に思いつつ、我慢するしかありませんね。


20171010_1BUELLリアブレーキマスター

さて、そんな最近ですが、相変わらず部品収集等は続けています。
こちらは、ひょんなことから入手したBUELL X1のリアブレーキマスター。
中古部品ですが、非常に状態が良いです。

NISSIN製で、サイズは1/2。
取り付け部のピッチは多分40mm。
これらの情報は、XB系のリアブレーキマスターと全く同じです。


20171010_2BUELLリアブレーキマスター
20171010_3BUELLリアブレーキマスター

上の写真の左:X1リアブレーキマスター
上の写真の右:XBリアブレーキマスター('04モデル)
下の写真の左:XBリアブレーキマスター('05モデル)
下の写真の右:XBリアブレーキマスター('03モデル)

XB系BUELLのリアブレーキマスターは2種類あって、2003年モデルと、2004年以降のモデルとでは若干形状が違います。2004年モデルからドライブベルト一式の寸法が大きく変わったので、ベルトを避ける為にマスターシリンダーが長くなったんですね。

こうやって比較すると、X1のマスターシリンダーは、本体に限って言えば2003年モデルのXBと同じっぽく見えます。


20171010_4BUELLリアブレーキマスター

本体の形状は同じっぽいですけど、ピストンを押すロッド先端は大きく違います。

こう言っちゃなんですが、ピローのついたX1の先端と比較すると、XB系の形状(右側)はだいぶ安っぽいです・・・。
ロッド自体のの長さも随分違うように見えますが、この差は先端部分のパーツの大きさによるもので、ロッド自体の長さはそんなに大きく違いません。


20171010_5BUELLリアブレーキマスター

中古部品ですので、早速中身をチェックする為に分解しましょう。
ブーツを剥ぎ取って、ここのスナップリングを取り外すだけで簡単に分解できますよ。


20171010_6BUELLリアブレーキマスター

ロッド先端も、ピストンとの接触部もとっても綺麗。
ブレーキフルードを長期間交換しなかったような車両だと、もれなくここら辺が腐食して白っぽくなっています。


20171010_7BUELLリアブレーキマスター

X1のリアブレーキマスターのプッシュロッドと、XB系のブレーキプッシュロッドの比較。
下がX1、上がXB。
XBのロッドは腐食で白っぽく粉を吹いています。とっても汚らしいですね。

比較すると、やはりロッド自体の長さも若干異なります。
どーでもいい程度の差ですが、X1の方がちょっぴりロングな様子。


20171010_8BUELLリアブレーキマスター

と思いきや、家にあったXB系のブレーキプッシュロッドを全部並べてみると、見事に全部長さが違いました。
どうせブレーキの踏みシロの調整を行う部分ですので、まぁ気にする差ではないでしょう。


20171010_9BUELLリアブレーキマスター

マスターシリンダーの命とも言えるピストン部は見た感じ同じっぽいです。
なにやら数字が表示されていますが、同じXB系でもいろいろ違いますので、特に気にする必要もないでしょう。多分・・・。

結論として、X1のリアブレーキマスターは、ロッド先端部の形状以外はXB系と同じっぽいということが分かりました。


さて、今回入手したマスターシリンダー。状態が良いとは言え、中古なのでオーバーホールが必要です。
ところが、フロントのマスターシリンダーはDAYTONAから出ているオーバーホールキットが使用できるのに対し、リアはピストン形状がフロントとは違う為、そのようなオーバーホールキットが使用できません。

NISSINのリアブレーキマスターを使用している車種なんて世の中に多く存在しておりますので、探せば国産車の純正オーバーホールキットが使用できるとは思うのですが、それでもオーバーホールキットは数千円するだろうし、それとは別に見た目の割に高価な、ピストンシールをセットするSSTも必要です。

リアのマスターシリンダーはべらぼーに高いものでもないので、オーバーホールする位ならいっそマスターシリンダー一式を新品にした方が気持ちがいいんじゃないのかなかぁ、と最近は思ったりしています。
いろいろ調べると、国産車の純正部品だとASSYで1万円程度で入手できるみたい。
最近の流行りらしい、タンクレスのマスターシリンダーも面白そうですね。


20171010_10BUELLリアブレーキマスター

そうそう、マスターシリンダーの分解に必要な、スナップリングプライヤー。

以前から所有しているホームセンターの安物工具だと作業性が悪いのが気になっておりましたので、勇気を出して一流とされるKNIPEXの製品を購入しました。サイズは12-25mm。

使い心地は確かに最高!安物とは、作業時の安定感が全然違うくて、少し感動しました。お値段もかなり高いけど・・・。

でも、マスターシリンダーをオーバーホールせず、新品にASSY交換した方がいいんじゃないの?ってことに気が付いた今となっては、その使い心地ももはや宝の持ち腐れ・・・と思うと、ちょっぴり切ないなぁ・・・・。
2年に一度、オーバーホールするぜ!!っていうような、しっかりさんにはお勧めですよ。


Buell XB9R クラッチユニット分解 、の続き

どうも皆さんこんにちは。
本日は以前行ったXB9Rクラッチユニット分解の続きです。


20170919_1BUELL XBクラッチ分解

そう、前回はクラッチスプリングコンプレッションツールという高価な特殊工具を使用し、クラッチスプリングを固定しているリテーニングリングを取り外すところまで作業を進めましたね。


20170919_2BUELL XBクラッチ分解

XB系のクラッチはハーレー系らしいスプリングプレートを除けば、あとはごくごく一般的なクラッチの構造ですので、結構単純な造りになっています。
リテーニングリングの取り外しだけが大変なので、あとはサクサク分解することができます。

まずは、一番上に乗っかっているクラッチスプリングの取り外し。
リテーニングリングさえ取り外すことができれば、本当に乗っかっているだけですよ。


20170919_3BUELL XBクラッチ分解

クラッチスプリングを取り外すと・・・

うぎゃあ~!!すごいスラッジ・・・・


20170919_4BUELL XBクラッチ分解

20170919_5BUELL XBクラッチ分解

以前の記事で紹介した通り、このお勉強用エンジンユニットはミッションとクランクケースを盛大にクラッシュさせたようで、プライマリー・ミッションケース内部に大量にアルミスラッジが発生しているのです。


20170919_6BUELL XBクラッチ分解

洗浄は後でまとめてするとして、プレッシャープレートも取り外し。
プレッシャープレートもクラッチスプリングを介してリテーニングリングで固定されているだけの構造ですので、リテーニングリングを外した後であれば手で簡単に分解することができます。


20170919_7BUELL XBクラッチ分解

プレッシャープレートの裏側。
裏側は綺麗なものでした。


20170919_8BUELL XBクラッチ分解

スチールプレート、フリクションプレートをごっそり取り外し。

XL系ビューエルや、エボスポでトラブル続出のスプリングプレート(板バネをスチールプレートでサンドイッチして、リベットで固定しているやつね)はXB系ビューエルでは存在しておりません。


20170919_9BUELL XBクラッチ分解

フリクションプレートにもアルミスラッジがべっとり。
それを除けばまだまだ厚みもありますので、予備部品として使用できそうです。


20170919_10BUELL XBクラッチ分解

スチールプレート。

クラッチ板をブレーキに例えるなら、フリクションプレートがブレーキパッドで、このスチールプレートがブレーキディスク?
マニュアル上は表・裏の区別はないのですが、エッジに丸みがある方が表で、エッジが立っている方が裏側ってされていますよね。表側を、クラッチをつなぐ方向(車体中心側)に向けるのが一般的かと。

そういや、この表・裏ができるのは意図的なものではなく、製造上の都合って聞いてことがあります。


20170919_11BUELL XBクラッチ分解

一番奥のフリクションプレートだけ形が違って、他のものよりも細い形状をしています。
そして、その内側にはこれまた細いリングが2個収まっています。


20170919_12BUELL XBクラッチ分解

分かりにくいんだけど、2個のリングは重なるように配置されており、車体奥側(写真での下側)はただの平たいリングで、もう一方はすり鉢状の形状をしております。つまり、板バネの役割ですね。

勝手な予想ですが、このリングはあの悪名高いXL系ビューエル・エボスポのスプリングプレートの代わりの構造で、だとしたらクラッチ操作をスムーズにする為のダンパーとして機能しているのかな?


XB9Rの今後

どうも皆さまこんばんは。

9月も中旬になり、かなり涼しくなってきましたねー。

バイクが大変楽しい季節です。台風来てるけど・・・


IMG_5356.jpg

最近はなかなか気楽にフラッと乗る機会が減っちゃったけど、やっぱり久々に乗ると超楽しいよ!このバイク!

でも広い場所でマジマジとこのバイクを(特に真横方向から)見て思うのは、

なんか、バランス悪くて不細工だな・・・。
勿論、私の好みでの話ですよ。

ということ。いや、このバイクはほんと好きなんですよ。

いかにも、メーカーが好きで作りました、っていう造りも好きだし、コンパクトで軽量な車体バランスも小柄な私にピッタリで本当に大好き。乗り味だって最高!

でもなー、フロントカウルが遠い上にやたらとデカいし、エアクリボックスもデカすぎだし、リアセクションはもっと小さくしたいし、スイングアームはバフ掛けしたいし、そもそもプラパーツ満載ってどうよ?って感じだし・・・くどいようですが、私の好みでの話ですよ。

というワケで、大好きな一方で不満もたっぷりある訳ですが、それをどうしたいかははっきりしているので、今後も自分好みに仕上げていくしかないのです。

本音では、BOTTpowerのXB用フレームに興味津々!
あのカフェレーサースタイルは超好みなのですが、公認取得も含めてどれくらい費用が掛かるんでしょ?組み立てバイク扱いなら、検査だけで数十万?個人だとなかなか大変そうです・・・


Buell XB9R クラッチユニット分解

20170819_1Buellクラッチ分解

こちらはお勉強用兼部品取りのXB9Rエンジンにおまけでついてきたクラッチユニット。

珍しいことに、既にクラッチユニット自体はミッションから取り外されておりますが、クラッチ自体はアッセンブリ状態のままです。
恐らく、バラバラにするときに特殊工具(クラッチスプリングコンプレッションツール)が無かったからなんだろうなぁ、と勝手に想像。

そう、Buell XB系しかり、XL系しかり、そしてもちろんハーレーダビッドソンの多くの車種が国産車とは異なる形状のクラッチスプリングを採用しているので、分解するのに特殊な工具が必要になるのです。

国産車みたいに、普通のバネとボルトにしてくれたら特殊工具いらないのに・・・と思ってたら、最近のハーレーではそうなっているそうですね。


20170819_2Buellクラッチ分解

これがその特殊工具。

ものすごく高いのでとても買いたくありませんでしたが、塩ビ管等での代替方法はどうも勝手が悪いのでとうとう買ってしまいました。

この工具、XB系Buellに対応しているという情報は全くなかったので、物が届くまでは大変不安でした。XL系もXB系もスポーツスターも、クラッチの基本的な構造は同じだからいけると思うんだけどなぁ~。

で、届いたパッケージを見て納得。
ALL BUELL MODELS 95-01

Buell・・・2001年以降もあるよ?
これは恐らく、2001年頃に発売した商品で、その後に発売された車種に関しては調査をしていないか、調査をしていてもパッケージに反映していないのでしょう・・・・とまたまた勝手に想像。
せっかく開発した商品だろうに、あまりに商売っ気が無さすぎやしませんか?


ちなみに、注文時の画像はこんな感じだったのですが・・・
(今気が付いたのですが、下の商品説明の対応年式は03モデルまでのXLですねー。パッケージと違うじゃん!!)




届いた物はコレ。

20170819_3Buellクラッチ分解

私の目が正しければ、黒色の工具を注文したはずなのに、青い工具が届いたように見えますね。
流石アメリカ、適当なものです・・・。

話は逸れますが、私は未だにハーレー系のOEM品番だとか、ドラッグスペシャリティーズの品番だとかがよく分かりません。OEMっていうのが本来の意味と違って、「ハーレー純正部品の同等品、コピー品」という意味で使用されているのは分かるのですが、それって誰が品番決めてるんでしょうね?必ずしもハーレー純正品番=OEM品番ってワケでもなさそうだし、今回購入した工具もOEM品番と、ドラッグスペシャリティーズ品番の両方があるけど、メーカーはドラッグスペシャリティーズじゃないし・・・

XB9R、M2サイクロンのどちらも今後維持する為にはいかにハーレー用の部品を流用するかが鍵になるので、ここらへんもしっかり勉強しないといけませんね。


20170819_4Buellクラッチ分解

話はクラッチ分解に戻りまして、この工具はこんな感じで組み立てて、クラッチのアジャストスクリューと合体させて使用します。


20170819_5Buellクラッチ分解

工具本体にはネジが切ってないんだなぁ。
造り自体は非常に簡単なので、そりゃ代替品を自作する方も大勢おられるというものです。


20170819_6Buellクラッチ分解

この工具、先ほど説明した通り、本来はクラッチのアジャストスクリューを利用してクラッチスプリングを圧縮・分解する工具なのですが、今回作業するクラッチユニットにはアジャストスクリューがありません!


20170819_7Buellクラッチ分解

なので、代替品として倉庫に転がっていたM12の寸切りボルトを持ってきて、


20170819_8Buellクラッチ分解

こんな感じでセット!
寸切りボルトは何かと役に立つので、各サイズ揃えておくと便利です。安いですし。


20170819_9Buellクラッチ分解

クラッチ分解のカギとなるのは、リテーニングリングの取り外し。

このリテーニングリングがプレッシャープレートに嵌っているお陰で、クラッチスプリングが固定されているのです。なのでこのリテーニングリングを取り外すことさえできればクラッチをバラバラにできるのですが、このリテーニングリングを取り外す為にはリングを内側に圧縮しなければなりません。しかしながらリテーニングリングの内側にはスプリングシートという別のリング状の部品がある為、そのままではリテーニングリングを取り外すことができません。


20170819_10Buellクラッチ分解

そこで、スプリングコンプレッションツールの出番。

この特殊工具でクラッチスプリングを押し込めば、それに連動して中央のスプリングシートも下がるので、リテーニングリングを取り外す為のスペースができるってワケ!!


20170819_11Buellクラッチ分解

圧縮前はこんな感じでがっちり組み合っている部品が、


20170819_12Buellクラッチ分解

スプリングコンプレッションツールを使用することで、スプリングシートとリテーニングリングとの間に隙間を作ることができ・・・


20170819_13Buellクラッチ分解

とうとうリテーニングリングが外れた!

今回はアジャストスクリューが無いという、少々特殊な条件での使用でしたが、この工具を使ってXB系のクラッチも分解できることが分かりました。
これでクラッチプレートを始めとする、クラッチ関係の部品を分解することができますね。



プロフィール

おかぷ

Author:おかぷ
BUELL XB9Rでのバイク遊びと、DIYによるスチールガレージ改造をメイン扱っているブログ。
過去の内容をまとめたホームページもやってます。

過去作業のまとめ
KAMElife
過去の作業内容をまとめたページです。
なるべくブログ形式より見やすいようにしています。

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