どうも皆さまこんばんは。
突然ですが、わたくしのXB9RはYAMAHAが誇る名車、SRのスロットルホルダーを流用しております。

レトロな見た目と、アルミポリッシュならではの優しい輝きが大のお気に入り。
ポリッシュしたトップブリッジとのマッチングもなかなか良いではありませんか?
BUELLというメーカーのバイクのキャラクターを考えると、ハイスロのような機能的な部品でカスタムするのが一般的なのでしょう。
でもわたくしはバイクでスポーツ走行する機会なんて本当にありませんし、スロットル開度も1/2以上は使ってないんじゃね!?状態。
ハイスロなんて装着しても、まさに宝の持ち腐れ。
更に付け加えると、わたくしの好みの話で恐縮なんですが、ハイスロのあの大きくて薄い形状がどーも好きになれないのです。
ワイヤーの巻き取り量を増やすための部品なのだから、あの形状が必然なのは理解しているのですけどね。
そんなわたくしにとってはお気に入りのSRスロットルホルダー流用なのですが、問題も少しあります。
それは、
キルスイッチ。

XB9Rの元々のキルスイッチはこんな部品。
このプラスチックの素材感全開の部品がどうも好きになれないんだよなぁ・・・っていう話ではなくて、言いたいのはスイッチの仕組み。
このスイッチは電気的に通電でエンジン始動OKとなり、反対に電気的にOFFになるとエンジンも始動不可となる仕組み。スイッチをOFFにすると、赤いスイッチ部品側面にある電極が配線からさようならして、物理的に配線がカットされるんですね。

それに対して、ほとんどのモデルのYAMAHA SRのキルスイッチの仕組みはその真逆。
つまり、キルスイッチの配線は基本通電してなくて、僅かでも通電したらエンジンが止まる仕組み。
写真の部品はキルスイッチを分解したときのものなんだけど、センターの位置で始動OK(電気的にはカット)状態、ダイヤル状のスイッチを左右に回すと、電気が通電してエンジン始動不可となるのです。

それだけだったら、キルスイッチのONとOFFのスイッチ位置を逆にするだけで簡単に流用できるんだけど、困ったことにSRのキルスイッチ系統は電気を流そうとすると漏電しまくりのような造りなのです。
写真を見てもらったら分かる通り、
そもそも配線が金属製のスイッチボックスに接触してるじゃないか!!こんなところに通電させた日には、ヒューズが一瞬で飛ぶのは間違いないでしょう。いや、飛びます。
キルスイッチの電気的な仕組み真逆というだけで、スイッチボックスの構造もこうも違うのですね。
単純にポンづけできず、流用するにあたり少々苦労させられました。
各配線の絶縁をしっかりするなどして、今のところはなんとか安定して作動できています。
けど、やっぱりもっと信頼性を高めたいなぁって考えてしまう日々。
キルスイッチという、重要な部品に一抹も不安が残るのは良くありません。わたしは心配性なのです・・・。

より信頼性を高めつつも、わたくし基準で純正よりかっちょいいスロットルホルダーに交換する手段をいろいろ考えました。
キルスイッチの電気的な仕組みが変わった高年式のYAMAHA SRの部品を使う手も浮かびましたが、これからやろうとしてるのはスロットルホルダーとスイッチの別体化。
これなら、キルスイッチの仕組みを無視して、自分好みのスロットルホルダーを選べる!
そして、早速深く考えずにAMALタイプのスロットルホルダーをお取り寄せ。
こういう、cafe racerテイストの部品が大好きなんですよ、わたくし。
肝心のキルスイッチはどうするの?とか、
スロットルワイヤー加工しなくて大丈夫?とか、
そもそも戻し側のワイヤーがないのですが・・・とか、
後々発見した
KUSTOM TECHのスロットルホルダー
の方が超絶かっこいいじゃん!とか、
まぁいろいろあるけど、とりあえず週末にでも早速取り付けてみましょう!