

ボンドでスポンジを貼りつけた後、養生テープでしっかり固定しておいた製作中のシート。
背中部分はスポンジシートを2枚貼り付けています。
このままじゃ段差もあるし形もとても不細工なので、本日はこいつを整形していきます。
ウレタンスポンジの整形ってD.I.Yでやると凸凹になってしまうという、結構難しいイメージがあります。
さて、うまくいくかな?

皆さんのブログを拝見していると、皆さん試行錯誤していろいろな工具を使っているようです。
カッター、ノコギリ、やすり類がメジャーな方法っぽいですね。
ホームセンターをうろついていたら、このようなとても切れそうな薄刃のカッターを発見したので、まずはこいつを試したいと思います。

カッターの刃を前後に動かすと切断面が波波になっちゃうので、お刺身を切るようなイメージで、一方方向にのみ動かすと綺麗にきれます。
ホームセンターにはごくごく一般的な長さのカッター刃と、今回購入したロング刃のものが置いてありましたが、この作業に関して言えば後者の方が作業がしやすいでしょう。

切断面。
きれいに切れました。

ただ、このカッターでの作業は荒削りにしか使えませんでした。
加工部分がどうしてもカクカクになっちゃうんですね。
また、①のような平面部分や②のようなR部分では刃が効果的に入らないので、どうしても綺麗に整形することができませんでした。

お次は愛用のディスクグラインダーに#80のディスクペーパーをセットして使用。
加工時は大量のウレタンスポンジの粉がでますので、粉が舞ってもよい場所で作業しましょう。


みるみる削れるので注意が必要ですが、平面部分も綺麗に削ることができます。
また、カッターでの荒削りでカクカクだった部分もどんどん綺麗になっていきます。

しかし、これもまたこのR部分はきれいに仕上げることができませんでした。
どうしてもディスクが斜めに当たっちゃうので、仕方がありませんね。
ここは手作業でのやすりで仕上げたいと思います。

カッター→ディスクペーパー→手作業(紙やすり)で綺麗に仕上げられそうなので不要なのですが、他人様のブログで人気の高かった「アラカン」も用意してましたので、せっかくですから一度使って見ることにします。
「アラカン」というのは製品名です。これは一般的には何ていう工具なんでしょうね?

ジャンル的には荒削り用のヤスリでしょうか。
まるで調理器具のおろし金のような刃がついています。

早速使って見ます。
確かにスポンジがぼろぼろになることなく、均一に削れて行く感じです。

ただ、削った後はやはり荒削り、という感じです。
加工面はディスクグラインダーでの加工の方が綺麗に仕上がるように感じました。
ただ、ディスクグラインダーは加工時の騒音と削ったスポンジの飛散という問題があるので、加工場所の環境によってはこのアラカンは十分選択肢に入るのではないでしょうか?




跨って乗り心地を確認したり、遠くから眺めたりしながら丁寧に形を整えていきます。
今現在、コレで完成かな?というところまで作業を進めることができたのですが、一度に作業を進めるとだんだん求める形が分からなくなるので少し間を空けてまた形状の確認をしたいと思います。