さてさて、
前回の記事の続きで、いよいよシートを車体に取り付けようと思います。
前回の記事で触れております通り、装着にはウェルナットを使用します。
ウェルナットはゴムとナットが組み合わさったもので、ボルトを締め込むだけで部品を固定できるなんとも便利なやつ。
これを使うことで、予めナットをシートベースに仕込んで置いたり、ナットの供回りを防ぐ為に工具を使用したりする必要がなくなります。
今回使用するのはキタコの製品。
パッケージ裏側にご丁寧に寸法が載っているので、どのサイズの下穴をあければいいかがすぐ分かります。こういうの、有難いですねー。


記載の寸法通り9.5mmの穴を開け、ウェルナットを装着。
この状態ではウェルナットは固定されておらず、引っ張れば簡単に取り外すことができます。
ボルトを締め込むとウェルナットの反対側(写真では見えてない方)のナットがコチラ側に引き寄せられることでシートが固定されると共に、ナットとシートベースとの間のゴムが潰れることでウェルナットも抜けなくなるっていう仕組みです。
うーん、言葉にするとなかなか伝えるのは難しいですね・・・
まぁ、とにかく便利な部品ですよ。

シートはシートカウルに5mmの穴を開け、M5のボルトで固定。
2箇所だけでは少しグラついたので、シート後端の2箇所に加え、前側1箇所の計3箇所で固定することになりました。
かなりガッチリ固定できてますよ。
まぁ、そんなこんなでオリジナルのシートがついに車体に着きました。



久しぶりのシートカウル装着。
うん、やっぱりノーマルシートよりもスタイリッシュでかっこよいなー。
XB用の自作シートに関しては、やっぱり表面の皺だとか、各部の粗さだとか、全体のシルエットだとか、いろいろ課題が残るところ。シート表皮の自作はこれで3回目ですが、やっぱりとても難しい・・・。そりゃ、専門のプロがおられて、カスタムショップさん等も外注に出されることが多い部位ですから、難しいのは当たり前。
次はこれらの課題を少しでも改善できるよう、もう少し頑張ろう!
ですが、しかし。
シート形状に関して言えばお尻がすっぽり収まる形になったので、加速時にしっかりお尻を固定することができるようになりましたよ。この点は、とっても満足。
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