黒亀号改め「かめLife」

バイク(BUELL XB9R)とDIYのよるガレージ製作を中心としたDIYの日記です。

 

Buell XB9R クラッチユニット分解

20170819_1Buellクラッチ分解

こちらはお勉強用兼部品取りのXB9Rエンジンにおまけでついてきたクラッチユニット。

珍しいことに、既にクラッチユニット自体はミッションから取り外されておりますが、クラッチ自体はアッセンブリ状態のままです。
恐らく、バラバラにするときに特殊工具(クラッチスプリングコンプレッションツール)が無かったからなんだろうなぁ、と勝手に想像。

そう、Buell XB系しかり、XL系しかり、そしてもちろんハーレーダビッドソンの多くの車種が国産車とは異なる形状のクラッチスプリングを採用しているので、分解するのに特殊な工具が必要になるのです。

国産車みたいに、普通のバネとボルトにしてくれたら特殊工具いらないのに・・・と思ってたら、最近のハーレーではそうなっているそうですね。


20170819_2Buellクラッチ分解

これがその特殊工具。

ものすごく高いのでとても買いたくありませんでしたが、塩ビ管等での代替方法はどうも勝手が悪いのでとうとう買ってしまいました。

この工具、XB系Buellに対応しているという情報は全くなかったので、物が届くまでは大変不安でした。XL系もXB系もスポーツスターも、クラッチの基本的な構造は同じだからいけると思うんだけどなぁ~。

で、届いたパッケージを見て納得。
ALL BUELL MODELS 95-01

Buell・・・2001年以降もあるよ?
これは恐らく、2001年頃に発売した商品で、その後に発売された車種に関しては調査をしていないか、調査をしていてもパッケージに反映していないのでしょう・・・・とまたまた勝手に想像。
せっかく開発した商品だろうに、あまりに商売っ気が無さすぎやしませんか?


ちなみに、注文時の画像はこんな感じだったのですが・・・
(今気が付いたのですが、下の商品説明の対応年式は03モデルまでのXLですねー。パッケージと違うじゃん!!)




届いた物はコレ。

20170819_3Buellクラッチ分解

私の目が正しければ、黒色の工具を注文したはずなのに、青い工具が届いたように見えますね。
流石アメリカ、適当なものです・・・。

話は逸れますが、私は未だにハーレー系のOEM品番だとか、ドラッグスペシャリティーズの品番だとかがよく分かりません。OEMっていうのが本来の意味と違って、「ハーレー純正部品の同等品、コピー品」という意味で使用されているのは分かるのですが、それって誰が品番決めてるんでしょうね?必ずしもハーレー純正品番=OEM品番ってワケでもなさそうだし、今回購入した工具もOEM品番と、ドラッグスペシャリティーズ品番の両方があるけど、メーカーはドラッグスペシャリティーズじゃないし・・・

XB9R、M2サイクロンのどちらも今後維持する為にはいかにハーレー用の部品を流用するかが鍵になるので、ここらへんもしっかり勉強しないといけませんね。


20170819_4Buellクラッチ分解

話はクラッチ分解に戻りまして、この工具はこんな感じで組み立てて、クラッチのアジャストスクリューと合体させて使用します。


20170819_5Buellクラッチ分解

工具本体にはネジが切ってないんだなぁ。
造り自体は非常に簡単なので、そりゃ代替品を自作する方も大勢おられるというものです。


20170819_6Buellクラッチ分解

この工具、先ほど説明した通り、本来はクラッチのアジャストスクリューを利用してクラッチスプリングを圧縮・分解する工具なのですが、今回作業するクラッチユニットにはアジャストスクリューがありません!


20170819_7Buellクラッチ分解

なので、代替品として倉庫に転がっていたM12の寸切りボルトを持ってきて、


20170819_8Buellクラッチ分解

こんな感じでセット!
寸切りボルトは何かと役に立つので、各サイズ揃えておくと便利です。安いですし。


20170819_9Buellクラッチ分解

クラッチ分解のカギとなるのは、リテーニングリングの取り外し。

このリテーニングリングがプレッシャープレートに嵌っているお陰で、クラッチスプリングが固定されているのです。なのでこのリテーニングリングを取り外すことさえできればクラッチをバラバラにできるのですが、このリテーニングリングを取り外す為にはリングを内側に圧縮しなければなりません。しかしながらリテーニングリングの内側にはスプリングシートという別のリング状の部品がある為、そのままではリテーニングリングを取り外すことができません。


20170819_10Buellクラッチ分解

そこで、スプリングコンプレッションツールの出番。

この特殊工具でクラッチスプリングを押し込めば、それに連動して中央のスプリングシートも下がるので、リテーニングリングを取り外す為のスペースができるってワケ!!


20170819_11Buellクラッチ分解

圧縮前はこんな感じでがっちり組み合っている部品が、


20170819_12Buellクラッチ分解

スプリングコンプレッションツールを使用することで、スプリングシートとリテーニングリングとの間に隙間を作ることができ・・・


20170819_13Buellクラッチ分解

とうとうリテーニングリングが外れた!

今回はアジャストスクリューが無いという、少々特殊な条件での使用でしたが、この工具を使ってXB系のクラッチも分解できることが分かりました。
これでクラッチプレートを始めとする、クラッチ関係の部品を分解することができますね。



お勉強用XB9Rエンジンユニット クランクケース洗浄・点検

20170815_1BuellXBクランクケース

随分前に購入した、お勉強用かつ部品取り用のXB9Rのエンジンユニット。

長いこと放置状態でしたが、夏休みで少し時間ができたので少しづつ続きの作業を進めますよ。


20170815_2BuellXBクランクケース

このエンジン、外側は派手に転倒した形跡があるし、スタッドボルトも曲がっていてエンジン降ろした後も倒したりしたと思われるし、加えてクランクケースには金属片が大量に付属しております。・・・まぁ、とにかくボロボロの状態。

スポーツスター系のエンジンはミッションケースとクランクケースが一体化になっているものの、それぞれの部屋は完全に分かれております。そこは、ビッグツイン系と同じですね。
今回、大量の金属片が付着しているのはミッションケースの方。

じゃあ、このエンジンは生前、ミッション部で何かしらのトラブルがあったのかな?

いえいえ・・・

20170815_3BuellXBクランクケース

それが、なぜかクランクケース側にも金属片が。
もう、なぜこんなことになっているのかさっぱり分かりません。


20170815_4BuellXBクランクケース

考えても分かりっこないので、とりあえず綺麗に洗浄してやりましょう。

ベアリング類はゴリゴリの見本かと思うくらい、ゴッリゴリなので、どうせ交換しなくてはなりません。ベアリングの油分など気にせず、徹底的に洗浄してやります。
きっと、すごい量の金属片がケース内にあったんでしょうね。


20170815_5BuellXBクランクケース

洗浄した結果、やはりミッションケース内に盛大なトラブル跡を発見。


20170815_6BuellXBクランクケース

20170815_7BuellXBクランクケース

これは一体何があったんでしょうね。

とにかく、何かしらの部品が破損、脱落して、ミッションギアに噛み込みながら暴れまわった、といったところでしょうか。
ミッションケースのベアリング類はもれなくゴリゴリで、一方でクランクシャフトのベアリングのダメージはほとんどなく、またオイルポンプの状態も良好だったことから、トラブル元はミッションで間違いなさそう。

でも、それならどうしてクランクケースにも金属片が???


20170815_8BuellXBクランクケース

XBエンジンとXLエンジンのクランクケース。
これらの下にはアッセンブリ状態のXBエンジンもございますよ。

一応断っておきますが、私はエンジンのオーバーホールなんて全くできません。せいぜい、マニュアルを参考に分解して、適当に形だけ組み立てる程度。
ガスケットを新品にする位ならともかく、クランクの芯だし?クリアランス調整?無理無理!そんなの内燃機さんに丸投げしようよ!

そんなレベルのド素人ですけれども、実際にエンジンを分解して、マニュアルと照らし合わせて・・・ってしていると、だんだんと何とかなりそうな錯覚に陥ってくるので恐ろしいものです。
エンジン自体も、買う気になればヤフオクでポチれば家に届くし!

これも、単純な構造のOHVエンジンを搭載しているBuell・ハーレーの楽しみ方の一つかもしれませんね。


Buell M2サイクロン XB系のフロントフォーク、ホイールがついちゃいました。

どうも皆さまこんばんは。

タイトルの通りなのですが・・・M2サイクロン用のフロントフォークを既に持っているのに、間違えてX1用のステムを入手してしまった私の元に、Buellの神(?)が舞い降りたようです。

なんと、手持ちのXB9Rのフロントフォークが流用できてしまったのです!!

20170812_1M2サイクロンXB系フロント周り流用

20170812_2M2サイクロンXB系フロント周り流用

20170812_3M2サイクロンXB系フロント周り流用

20170812_4M2サイクロンXB系フロント周り流用

20170812_5M2サイクロンXB系フロント周り流用

20170812_6M2サイクロンXB系フロント周り流用


詳細はこちらに記載しておりますので、お時間があればどうぞ。
Buell M2 cyclone④ XB9Rフロント周り移植

なお、えっ?それってXL系Buell乗りの中では常識だよ!!って思ってもそっとしておいてやって下さい。だって、知らなかったんだもん・・・。

ちなみに、この微妙なシャコタン具合が、短足の私にはなかなかお気に入りですよー。


Buell M2サイクロン オイルラインとプライマリーカバー

20170806_1buellM2オイルライン

Buell M2のオイルライン。
"Buell M2の"と書きましたが、オイルラインに関してはスポーツスター・XL系ビューエル・XB系ビューエル共にだいたい同じ。
このエンジンの外にオイルラインが出ているのって、メカメカしててかっちょいいですよね。ドライサンプエンジンの特徴です。


20170806_2buellM2オイルライン

オイルポンプは2階建てになっておりますが、その下側が送り側(フィード)のポンプ。
写真左からオイルが流れてきて、右側に送り出されます。行先はオイルフィルター。


20170806_3buellM2オイルライン

送り側を更に遡ると、このようにオイルラインは分離していました。
最初にこれを見たときは?????でした。
だって、オイルタンクとオイルポンプの間はただホースで繋がってるだけでしょ?分岐してどこに行くの?


20170806_4buellM2オイルライン

ヒントは意外にも、手持ちのパーツにありました。
これはM2サイクロンのオイルタンク。
ニップルが三か所あって、それぞれフィード(オイル供給)、リターン(オイル回収)、ベント(圧力調整)です。


20170806_5buellM2オイルライン

で、一番下のフィードのニップルがまさに分岐しています。

分岐の目的は、ドレイン。つまり、オイル交換用の配管で、基本は蓋をされているのです。
この入手したエンジンはM2サイクロン用のKS11エンジンですが、どうやらスポーツスターに使用されていたようです。なので、オイルラインの形状がM2サイクロンとは若干異なっていたのですね。

ちなみに、スポーツスターも年式によってオイルラインが若干違うようで、今回のようにフィードからドレインを分岐させるパターンと、オイルタンクに別途ドレイン用のニップルがついている4か所ニップルタイプがあるみたい。


20170806_6buellM2オイルライン

オイルポンプの上側から出ているのは、リターンのホースです。


20170806_7buellM2クランクケース

一方、こちらはクランクケースのレフトサイド。


20170806_8buellM2クランクケース

エボスポエンジンの特徴であるカセット式のミッションがごっそりありません。これもまた探してこないとなぁ。相場は15,000~20,000円?中古部品でも結構需要があるようです。

エボスポのミッション周りはトラブルが多いことで有名なようですが、それでもボルトを6本外すだけでごっそり抜けるこのカセット式ミッションの整備性の良さは凄いですよね。
XB系エンジンではこの機構はなくなっちゃったので、ミッションの脱着にはクランクケースを割る必要があります。でも、素人としてはクランクケースを割るのは流石にハードルが高すぎます・・・。


20170806_9buellM2クランクケース

これまた中古でプライマリーカバーを入手しましたので、


20170806_10buellM2クランクケース

早速装着。
これで、クランクケースよりも飛び出ているクランクシャフトを保護することができます。

それにしても、XL系のプライマリーカバーはなかなか安く入手できるのですね。XB系のプライマリーカバーはレリーズ受けの破損という持病のせいか、それとも単に数が少ないからか、数千円で入手できることなんてないので少々驚きでした。



XL系のオイルラインは、ゴム感丸出しで嫌だ!という方、こちらは如何でしょうか?

Buell M2サイクロン KS11クランクケース

20170801_1buellM2エンジン

タイトルの通りなのですが、Buell M2サイクロンに使用するクランクケースを入手しました。
エンジンというと重量物・送料高い!というイメージがありますが、クランクケース+クランク程度だとせいぜい25kg程度なので、佐川さんが普通に運んできてくれました。
送料も2,000円以下でしたよ。


20170801_2buellM2エンジン

ネットで購入すると開封するまでドキドキものなのですが、今回はすこぶる状態がよくて「当たり」でした。
これまで3回エンジンを購入しましたが、今回は最も梱包が丁寧でした。
中古部品を何回も購入していると、梱包の感じでだいたい中の商品の状態も察しがつくようになりますよね(笑)


20170801_3buellM2エンジン

クランクケースには型式の刻印がありますので、これが車検証と異なると改造申請が必要になり、なかなか手間なのです。
なお、M2サイクロンにはKS11型とLS11型の2タイプありまして、後者の方が新しい年式のもののようで、いろいろと改良されていたり、性能もアップしているようです。


20170801_4buellM2エンジン

よく焼けることで有名な、コイルもついていました。
XL系のクランクケースは側面にリブ(フィン?)が入っているのがいかにも空冷エンジンっぽくてかっちょいいですよね。


20170801_5buellM2エンジン

オイルポンプも付属していました。
オイルポンプの構造・駆動方法はXB9Rと全く同じですね。
悪名高いドライブギアの状態は良好そうですが、せっかくここまで分解されているんだから、プロシリーズの真鍮製ギアに交換するべきなんだろうなぁ・・・。でもギア一個にあの値段は少々躊躇してしまいます。


20170801_6buellM2エンジン

そんなこんなで、重要部品であるクランクケースとクランクを入手しました。
スポーツスターエンジンとBuellエンジンとの違いは、クランク・カム・シリンダーヘッドの3点っぽいので、残る重要パーツはカムとヘッド。それ以外はいつでもどこでも入手できるっぽいです。

予想外にすんなりクランクケースを入手することができましたが、車体を組み上げるのは随分先の予定。当面はこの調子でのんびり部品を集めていきましょう。

プロフィール

おかぷ

Author:おかぷ
BUELL XB9Rでのバイク遊びと、DIYによるスチールガレージ改造をメイン扱っているブログ。
過去の内容をまとめたホームページもやってます。

過去作業のまとめ
KAMElife
過去の作業内容をまとめたページです。
なるべくブログ形式より見やすいようにしています。

XB9Rホイールベアリング交換
BUELL XB9Rホイールベアリング交換

XB9R強化ドライブベルト化
BUELL XB9R強化ドライブベルト化
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BUELL XB用 K&Nオイルフィルター

BUELL XBカプラー端子補修部品

BUELL XBホイールベアリング(フロント)

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シート用のスポンジはここで入手!
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